一般社団法人 日本障がい者サッカー連盟設立発表会開催

一般社団法人日本障がい者サッカー連盟(JIFF)は設立日である2016年4月1日、第一回理事会をJFAハウス(東京都文京区)で開催。その後、同ビル1階の日本サッカーミュージアム ヴァーチャルスタジアムで設立発表会を行いました。

設立発表会には、北澤豪会長と各競技団体からの選手、またご来賓としてスポーツ庁鈴木大地長官、公益財団法人日本障がい者スポーツ協会および日本パラリンピック委員会の鳥原光憲会長、田嶋幸三JFA会長が出席しました。会の冒頭で7競技団体を紹介する映像を放映した後、北澤会長が挨拶に立ち、その後、ご来賓の方々からご挨拶をいただきました。続いて松田薫二事務総長が連盟の概要説明を行い、SAMURAI BLUE(日本代表)の長谷部誠選手、川島永嗣選手、香川真司選手から設立を祝うビデオメッセージが流されました。最後に連盟に加盟する7つの競技団体から選手が登壇し、今後の期待を一言ずつ話して設立発表会は終了しました。

●一般社団法人日本障がい者サッカー連盟 北澤豪会長

 多くの皆さんは、障がい者サッカーがこんなにあるのかと驚き、そのことを初めて知る人達も多いのではないでしょうか。これが日本における障がい者スポーツの現状だと思います。どの団体も世界を目指し戦っています。ただ、それに向けた強化の面では決して恵まれた環境ではありません。その強化面のお手伝いをしていければと思っています。また、サッカーファミリーを増やすためにも、皆が同じユニフォームを着て、同じ夢を追う、という形を実現することで、今まで以上に障がい者サッカーを知っていたたくことにつなげていきたい。サッカーなら、どんな障害でも乗り越えていけると信じています。そして、2020年東京パラリンピック開催に向けて大切なことは、日常を変えていくことです。連携をはかりながら、活動をしていければと思っています。

●スポーツ庁 鈴木大地長官

 日本障がい者サッカー連盟設立ということで応援に駆けつけました。設立、誠におめでとうございます。今日、北澤会長もお話されていたように、障がい者サッカー団体が7つもあることに驚きました。水泳連盟の会長時代に障がい者水泳の3団体が一緒になって、ひとつの障がい者水泳連盟を設立し、水泳連盟の加盟団体になっていただきました。このように障がい者の団体が結びつき、お互いが刺激をし合うことが、日本サッカー協会にとってもいい刺激になるのではないかと思います。スポーツ庁として障がい者スポーツに対してできることをお約束したいのですが、こういった障がい者の各地の大会に多くの観客をよびかけて、満員になるように全員でサポートしていきたいと思います。

●公益財団法人日本サッカー協会 田嶋幸三会長

 この7つ団体のJFAへの加盟を認めた3月27日のJFA評議委員会で、私も会長として認めて頂きました。これが私の会長としての初めての公式行事です。日本サッカー協会にはグラスルーツ宣言があります。そういう意味では、7つの団体の方がサッカー協会に加わってくださったことは、我々にとっても嬉しい事です。障がい者のサッカーをどうしていくかということは、十数年来サッカー協会でも議論をしてきました。そして、この日を迎えました。我々はサッカーの力を信じ、この障がい者サッカー連盟をサポートしていきたいと思います。私ごとではありますが、実家は長崎で肢体不自由者の施設と授産施設をやっており、帰る度にそういう人達との接点を多く持っていて、もちろんこの7団体に限らず本当に多くの障がい者がサッカーに関わり、サッカーを楽しんでいける、そういうサッカー界にしていきたいと思っています。私たちもサポートしていきます。みなさん頑張っていきましょう。

●ろう者サッカー 河野翔 選手(東京都聴覚障害者連盟サッカー部)

私は8年前から日本代表選手として活動しています。ろう者サッカーの認知度は低く、代表活動の範囲も限られています。本日、日本障がい者サッカー連盟が設立したことで、これを機にろう者サッカーのことをもっと知ってもらいたいと思っています。この7つの障がい者サッカー団体の代表選手が、サッカー日本代表と同じユニフォームを来て、日の丸を背負って世界と闘う日がやってくることを期待しています。

今年6月にはイタリアでろう者サッカーのワールドカップが行われます。2018年には日本でもアジア大会が行われる予定です。この大会に向けて、また聴覚障がい者サッカーの発展や障がいを持つ子どもたちに夢を与えるためにも、精一杯の努力を続けていきたいと思います。

●ブラインドサッカー 川村怜 選手(Avanzareつくば)

このような連盟が立ち上がったことを非常に嬉しく思いますし、本当に感謝しています。これをきっかけに、それぞれのサッカーの魅力がもっともっと世の中に浸透していくことを願っています。同じサッカーをする身として、そして世界のサッカーに挑戦する身として、サッカー日本代表と同じユニフォームを着て世界で闘いたいという気持ちを強く抱いています。

●CPサッカー 谷口泰成 選手(ESPERANZA)

今日はここに立ててすごく嬉しいです。これからもっとCPサッカーを知ってもらえるようにがんばっていきたいと思います。

●ソーシャルフットボール 原田洋行 選手(Espacio)

連盟の設立にあたって「ついにこの日が来たか」という思いです。日本ソーシャルフットボール協会は設立してまだ2年目の団体ですが、7つの団体が協力してこの連盟を作らせていただいたことに感謝しています。今年2月には大阪でイタリアとペルーを招いて精神障がい者の初めての国際大会が開かれました。そこでサッカーを通して友情を深め、がんばることを学びました。7つの団体それぞれがこういう思いを持っていると思います。団体が8つ、9つと増えていくような活動を連盟には期待しています。

●知的障がい者サッカー 内堀嗣円 選手(横浜F・マリノスフトゥーロ)

2018年の知的障がい者サッカーワールドカップ・ロシア大会に向けて、新しい"西ジャパン"(知的障がい者サッカー日本代表)を背負って、GKとしてスタメンを取れるように頑張っていきたいと思います。

●アンプティサッカー エンヒッキ松茂良ジアス 選手(FCアウボラーダ)

私の国籍はブラジルです。5歳のときから切断障がいを持っていて、18歳のときにアンプティサッカーのブラジル代表になり、その時にサッカーブラジル代表のユニフォームを着ました。自分が経験したからこそわかりますが、やはりA代表のユニフォームを着ると気持ちが変わります。障がい者サッカー連盟が新しくできたことによって、それぞれの団体の日本代表選手たちも一つになって、世界一になれればいいなと思います。

●電動車椅子サッカー 北沢洋平 選手(レインボー・ソルジャー)

連盟設立を機に、さらなる競技の普及を期待しています。障がい者サッカーはまだ知名度が低いスポーツなので、大会でも観客が家族や身内がすごく多く、サッカーだけを観に来る方々が少ないのが現状です。選手としてはたくさんの観客の中でプレーできることが嬉しいことなので、この連盟を通じて、もっともっと電動車椅子サッカーをたくさんの人に知ってもらうことができたら嬉しいですし、多くの方々に試合会場に足を運んでいただきたいと思っています。電動車椅子が持っているスピード感や駆け引きの魅力を皆さんに伝えていきたいと思っています。同時に連盟を通じて皆さんに感動や勇気、希望を与えるように頑張っていきたいと思います。

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