ABOUT

日本障がい者サッカー連盟(JIFF)とは?

サッカーから共生社会の実現を

 本連盟が設立され10年目を迎えました。国内の障がい者サッカーの発展、日本サッカー協会( JFA)をはじめとするサッカーファミリーとの連携がより強固になる中、共生社会の実現に向けた活動は着実に前進しています。

JFAサッカー日本代表ユニフォームを着用した障がい者サッカー日本代表が躍進

 2023年度から障がい者サッカー日本代表によるJFAサッカー日本代表ユニフォーム着用が順次開始され、各カテゴリーの日本代表チームが引き続き活躍しています。デフサッカー男子日本代表とソーシャルフットボール日本代表がアジア大会で優勝。ソーシャルフットボールは初のアジア大会を大阪で開催し、国内で障がい者サッカー日本代表の試合を観戦する機会をつくることもできました。

北澤豪
誰もが、いつでも、どこでも楽しめるサッカーとの出会いの場を拡充

 JIFF設立初年度から毎年開催している「インクルーシブフットボールフェスタ」内の「障がい者サッカーチャレンジひろば」では、新たに「ガールズコース」を設けました。また、チャレンジひろばを個別のプログラムとして東京都港区内で展開し、定期的に障がい当事者が活動できる場をつくるとともに、JIFF登録指導者が当事者と一緒に活動する機会としても活用しました。

サッカー界組織横断での「アクセス・フォー・オール宣言」

 新たな動きとして2024年4月には「グラスルーツからエリートまで誰もがサッカーの『する』『見る』『関わる』にアクセスできる多様な『機会』と『選択肢』を持続的に確実に届ける」ことを目指した「アクセス・フォー・オール宣言」をサッカー界組織横断で発表しました。JIFFでも「する」「見る」「関わる」の観点から事業を整理し、JFA、Jリーグクラブ、JFLクラブ等と連携した「見る」環境整備の取り組みを開始しました。「関わる」取り組みのひとつとして、障がい当事者が指導者や審判の講習会等を受講する際のアクセシビリティ費用を補助できる制度を拡充しました。また、サッカー界における障がい者雇用促進に向けて、準備を進めています。

 今後も、国内の障がい者サッカーとサッカーファミリーおよびスポーツ界との連携を深め、共生社会実現に向けて活動してまいります。益々のご理解とご支援をよろしくお願いいたします。

2025年4月一般社団法人日本障がい者サッカー連盟 会長
北澤 豪

連盟概要

JIFFは公益財団法人日本サッカー協会(JFA)の「関連団体」です。
JFAと協働し、ビジョンの実現と国内の障がい者サッカー競技団体の強化・普及を促進していきます。

理念

広くサッカーを通じて、障がいの有無に関わらず、誰もがスポーツの価値を享受し、
一人ひとりの個性が尊重される活力ある共生社会の創造に貢献する

ビジョン

  1. 障がい者サッカーの普及に努め、社会に根付いたものとなることで、誰もが、いつでも、どこでもスポーツを楽しめる環境を創りあげる
  2. 障がい者サッカーの強化に努め、日本代表が世界で活躍することで、人々に勇気と希望と感動を与える
  3. 健全な組織の構築に努め、社会的責任を果たしていくことで、障がい者サッカーの価値を向上する

公益財団法人日本サッカー協会との関係

当連盟の役割
  1. JFAとの連携窓口
  2. 各団体の意見取りまとめ・調整
  3. 障がい者サッカー・スポーツの
    発展に向けた施策の企画・立案・実施
  4. 各団体の連携強化に向けた取り組みの実施
当連盟の役割

概要

名称
一般社団法人 日本障がい者サッカー連盟
英文表記
Japan Inclusive Football Federation
設立
2016年4月1日
役員
会長
北澤 豪
副会長
佐々 毅(日本ソーシャルフットボール協会)
神 一世子(日本CPサッカー協会)
専務理事
松田 薫二(日本サッカー協会)
理事
魚住 稿(日本ブラインドサッカー協会)
荻野 芳貴(日本電動車椅子サッカー協会)
笹山 哲(日本アンプティサッカー協会)
鈴木 宏和(日本知的障がい者サッカー連盟)
浜津 哲也(日本ろう者サッカー協会)
日比野 暢子(桐蔭横浜大学)
監事
樽本 哲(弁護士)
奥村 武博(公認会計士)
社員構成
  • 特定非営利活動法人 日本アンプティサッカー協会
  • 一般社団法人 日本CPサッカー協会
  • 特定非営利活動法人 日本ソーシャルフットボール協会
  • 特定非営利活動法人 日本知的障がい者サッカー連盟
  • 一般社団法人 日本電動車椅子サッカー協会
  • 特定非営利活動法人 日本ブラインドサッカー協会
  • 一般社団法人 日本ろう者サッカー協会
定款
事務所所在地
〒112-0004 東京都文京区後楽1丁目4-18トヨタ東京ビル
障がい者サッカーに
関する相談窓口
03-3818-2031 平日(祝日をのぞく月曜日〜金曜日) 10:00~17:00

活動概要

「国内の障がい者サッカー競技団体の支援」「共生社会の実現に向けた事業」という大きく2つの活動に取り組んでいます。

1. 国内の障がい者サッカー競技団体の活動支援

国内の障がい者サッカー競技団体の組織基盤強化、競技力向上、普及活動を支援します。

  • 障がい者サッカー日本代表の統一ユニフォーム制定
  • 障がい者サッカー共同事務局設置による国内の競技団体の強化・普及活動の支援
  • HPやSNS等による国内の競技団体の活動の発信
  • 障がい者サッカー全体の窓口
国内の障がい者サッカー競技団体の活動支援

2. 共生社会の実現に向けた事業

障がい者サッカーを社会に広く普及させ、障がい者と健常者との壁を取り除きます。

  • インクルーシブフットボールの実施および全国展開
  • 指導者登録制度(インクルーシブフットボールコーチ/JIFF普及リーダー)の整備・推進
  • アクセシビリティ補助制度の運用
  • 企業・教育機関向けの教育事業の推進
  • 障がい者関連イベントへの参加
共生社会の実現に向けた事業

情報公開

サッカーならどんな障害も超えられる。
JIFFガイドブック

日本障がい者サッカー連盟の
案内パンフレットです。
組織概要や活動について
掲載しております。
PDFをダウンロードできます
のでご活用ください。

PDFダウンロード
ANNUAL REPORT 2024
JIFF年次報告書

PDFをダウンロードできますのでぜひご覧ください。

2024年度年次報告書 2023年度以前はこちら

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