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日本障がい者サッカー連盟(JIFF)とは?

北澤豪
サッカーから共生社会の実現を

 本連盟が設立され7年目を迎えました。7つの障がい者サッカーの発展、JFAをはじめとするサッカーファミリーとの連携はさらに深まり、共生社会実現へ向けた活動は着実に前進しています。

東京2020大会でのサッカー3カテゴリーによる初の同一日本代表ユニフォーム着用

 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会では、オリンピックに出場するU-24日本代表、なでしこジャパンとパラリンピックに出場するブラインドサッカー日本代表をサッカー界全体で応援しようと、「TEAM FOOTBALL JAPAN 2020」が立ち上がりました。
 そして、3つのカテゴリーの日本代表が同一のユニフォームを着用して世界と戦うという歴史的な大会となりました。サッカー界の応援を受け、ブラインドサッカー日本代表は初出場ながら5位入賞を果たしました。

誰もが、いつでも、どこでも、サッカーを身近に楽しめる環境整備

 障がい者の日常を変えるべくスポーツ庁と連携し進めてきた9地域障がい者サッカー連携会議によるネットワーク構築は中央主導から地域主導へと発展し、31都道府県で障がい者サッカーを管轄する組織または会議体が設置されました。インクルーシブな場づくり、指導者養成、チームづくりなど、地域の普及状況に応じた活動が推進されています。
 本連盟が推進するインクルーシブフットボールフェスタは、東京では2年ぶりに対面で開催し、加えてオンラインでの参加を可能にするなど新たな取り組みを行いました。また新規に、神奈川県サッカー協会と共催で開催するなど、コロナ禍においても開催地を増やすことができました。また、JIFF登録指導者、バルサ財団(スペイン)との指導者講習会参加者も順調に増加しており、全国に障がい者サッカーを理解する指導者が増えています。

国際的な障がい者サッカーの普及・発展への貢献

 国際的な動きもありました。障がい者サッカーの国際的な連携と普及・発展に取り組むパラフットボール財団(オランダ)との連携が深まり、2021 年9月にアフィリエイトFA(加盟団体)となりました。

 今後も、7つの障がい者サッカーとサッカーファミリーおよびスポーツ界との連携を深め、共生社会実現に向けて活動してまいります。益々のご理解とご支援をよろしくお願いいたします。

2022年4月一般社団法人日本障がい者サッカー連盟 会長
北澤 豪

連盟概要

JIFFは公益財団法人日本サッカー協会(JFA)の「関連団体」です。
JFAと協働し、ビジョンの実現と7つの障がい者サッカー団体の強化・普及を促進していきます。

理念

広くサッカーを通じて、障がいの有無に関わらず、誰もがスポーツの価値を享受し、
一人ひとりの個性が尊重される活力ある共生社会の創造に貢献する

ビジョン

  1. 障がい者サッカーの普及に努め、社会に根付いたものとなることで、誰もが、いつでも、どこでもスポーツを楽しめる環境を創りあげる
  2. 障がい者サッカーの強化に努め、日本代表が世界で活躍することで、人々に勇気と希望と感動を与える
  3. 健全な組織の構築に努め、社会的責任を果たしていくことで、障がい者サッカーの価値を向上する

公益財団法人日本サッカー協会との関係

当連盟の役割
  1. JFAとの連携窓口
  2. 各団体の意見取りまとめ・調整
  3. 障がい者サッカー・スポーツの
    発展に向けた施策の企画・立案・実施
  4. 各団体の連携強化に向けた取り組みの実施
当連盟の役割

概要

名称
一般社団法人 日本障がい者サッカー連盟
英文表記
Japan Inclusive Football Federation
設立
2016年4月1日
役員
会長
北澤 豪
副会長
田中 賢二(日本ろう者サッカー協会)
前鼻 啓史(日本アンプティサッカー協会)
専務理事
松田 薫二(日本サッカー協会)
理事
井口 健司(日本ブラインドサッカー協会)
佐々 毅(日本ソーシャルフットボール協会)
神 一世子(日本CPサッカー協会)
鈴木 宏和(日本知的障がい者サッカー連盟)
日比野(田中) 暢子(桐蔭横浜大学)
山木 譲(日本電動車椅子サッカー協会)
監事
樽本 哲(弁護士)
奥村 武博(公認会計士)
社員構成
  • 特定非営利活動法人 日本アンプティサッカー協会
  • 一般社団法人 日本CPサッカー協会
  • 特定非営利活動法人 日本ソーシャルフットボール協会
  • 特定非営利活動法人 日本知的障がい者サッカー連盟
  • 一般社団法人 日本電動車椅子サッカー協会
  • 特定非営利活動法人 日本ブラインドサッカー協会
  • 一般社団法人 日本ろう者サッカー協会
定款
事務所所在地
〒113-8311 東京都文京区サッカー通り(本郷3-10-15)JFAハウス内
障がい者サッカーに
関する相談窓口
03-3818-2031 平日(祝日をのぞく月曜日〜金曜日) 11:00~16:00

活動概要

「7つの障がい者サッカー団体の支援」「共生社会の実現に向けた事業」という
大きく2つの活動に取り組んでいます。

1. 7つの障がい者サッカー団体の活動支援

7つの障がい者サッカー団体の組織基盤強化、競技力向上、普及活動を支援します。

  • 障がい者サッカー日本代表の統一ユニフォーム制定
  • JIFF補助金制度による7つの競技団体の強化・普及活動の支援
  • HPやSNS等による7つの競技団体の活動の発信
  • 障がい者サッカー全体の窓口
7つの障がい者サッカー団体の活動支援

2. 共生社会の実現に向けた事業

障がい者サッカーを社会に広く普及させ、障がい者と健常者との壁を取り除きます。

  • インクルーシブフットボールの実施および全国展開
  • 指導者登録制度(インクルーシブフットボールコーチ/JIFF普及リーダー)の整備・推進
  • 手話通訳費用補助制度の運用
  • 企業・教育機関向けの教育事業の推進
  • 障がい者関連イベントへの参加
共生社会の実現に向けた事業

情報公開

サッカーならどんな障害も超えられる。
JIFFガイドブック

日本障がい者サッカー連盟の
案内パンフレットです。
組織概要や活動について
掲載しております。
PDFをダウンロードできます
のでご活用ください。

PDFダウンロード
ANNUAL REPORT 2021
JIFF年次報告書

PDFをダウンロードできますのでぜひご覧ください。

2021年度年次報告書 2020年度以前はこちら

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