REPORT

ゲストの集合写真とオンライン参加者の様子

JIFFインクルーシブフットボールフェスタ2021

イベント
2021.12.25

ダイジェスト映像

2021年12月25日(土)に開催した「JIFFインクルーシブフットボールフェスタ2021」のダイジェスト映像をJIFF公式YouTubeに公開いたしました。ぜひご覧ください。

ダイジェスト〈ロング版〉

 

ダイジェスト〈ショート版〉

 

レポート

一般社団法人日本障がい者サッカー連盟(JIFF)は、2021年12月25日(土)に「JIFFインクルーシブフットボールフェスタ2021」を初めてオンラインと対面での同時開催をしました。本イベントは、サッカーを通じて障がい児者と健常児者が交流をはかり相互理解の機会をつくるもので、東京都内のJリーグクラブ(FC東京、FC町田ゼルビア、東京ヴェルディ)、Fリーグクラブ(フウガドールすみだ、ペスカドーラ町田)、WEリーグクラブ(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)、なでしこリーグクラブ(スフィーダ世田谷FC)、Jリーグ百年構想クラブ(クリアソン新宿)、障がい者サッカーチーム(ESPERANZA 、FCアウボラーダ、CA SOLUA、パペレシアル品川)らの協力を得て行われました。JIFFが設立された初年度(2016年)から毎年12月に開催し今回が6回目となりました。イベント当日は、対面参加者・オンライン参加者・見学者をあわせて248名に参加いただきました。

協力クラブ(五十音順)

Jリーグクラブ:FC東京、FC町田ゼルビア、東京ヴェルディ
Fリーグクラブ:フウガドールすみだ、ペスカドーラ町田
WEリーグクラブ:日テレ・東京ヴェルディベレーザ
なでしこリーグクラブ:スフィーダ世田谷FC
Jリーグ百年構想クラブ:クリアソン新宿
障がい者サッカーチーム・団体:ESPERANZA 、FCアウボラーダ、CA SOLUA、パペレシアル品川

第2部で最後に撮影した集合写真

第1部・第2部 まぜこぜサッカー

第1部・第2部はみんなでカラダを動かすアクティビティの「まぜこぜサッカー」を実施。コート上で在京クラブのコーチや障がい者サッカー選手、ゲストの石川直宏さん(FC東京 クラブコミュニケーター)、JIFF北澤豪会長がダンスやボールフィーリングなどを説明しながら実施しました。その後、対面ではコーチとドリブルやシュートを行い、オンライン参加の子どもたちも目印のペットボトルに当てるように家の中でシュートを行いました。
第1部・第2部の最後には対面とオンラインでそれぞれの特性を活かしたプログラムを実施。対面では障がい児も健常児もまぜこぜのチームを編成し試合を行いました。オンラインでは会場にいたゲストがオンライン配信ブースに登場し、北澤会長、石川さん、岡本選手に直接質問をしたり、ドリブルやシュートのコツを教えてもらったりと、ゲストとのリモート交流を楽しみました。

第1部・第2部でのまぜこぜサッカーの様子

第3部 まぜこぜウォーキングフットボール

第3部は障がい、年齢、性別等に関わらずまぜこぜのチームを編成し、ウォーキングフットボール(歩いて行うサッカー)を行いました。普段からウォーキングフットボールの普及活動を行うアモール東京の皆さんの進行でウォーキングフットボールのルールや試合で大事にすべき「思いやりの気持ち」などを確認。心と身体のウォーミングアップを済ませた後は、6チームで総当たりの試合を行いました。プレーヤーの方々の障がい特性に合わせ、音の鳴るボールや大きなボールを用いるなど、道具を工夫する場面や参加者同士が助け合ってゴールへ向かう姿があったりと、インクルーシブフットボールならではの光景が見られました。

第3部のまぜこぜウォーキングフットボールの様子

今年度は、新たな取り組みとして「東京都インクルーシブ連携会議」を複数回開催し、事前から在京のJリーグクラブ、Jリーグ百年構想クラブ、Fリーグクラブ、 WEリーグクラブ、なでしこリーグクラブ、障がい者サッカーチーム間のネットワーク構築や連携体制づくりに取り組んできました。その取り組みの一つの結果として、年末のJIFFインクルーシブフットボールフェスタ2021には例年より多くのクラブ、チーム、団体が参画してくださり、企画段階から「チーム東京」として一緒にイベントを作り上げることができました。

 

コロナ禍でスポーツの環境にも大きな変化がありましたが、主催・共催者だけでなく協力クラブ・団体の皆さまの、コロナ禍でも「一緒に楽しめることを伝えたい」「参加者と楽しみたい」という思いから、開催にいたりました。当日は対面とオンラインでたくさんの笑顔に出会うことができ、あらためてスポーツの力を感じました。

趣旨に共感しご協力をいただいた皆さま、イベントへご参加いただいた皆さまに感謝いたします。

 

JIFFはこれからもサッカーを通じ、誰もが、いつでも、どこでもスポーツを楽しめる環境づくりを目指し、活動を続けていきます。

JIFF北澤豪会長コメント

JIFFインクルーシブフットボールフェスタは無事に6回目を迎えることができました。初めて開催された2016年当初はあまり前例のない取り組みで、手探りなところも多々ありましたが、毎年様々なチャレンジを繰り返し、そこで得られた気づきや反省が次の年にしっかり活かせてきていると思います。そしてイベントの成長と共に、毎年続けて参加をしてくださる子どもたちの中の「チャレンジする気持ち」や「他者を思いやる気持ち」が、以前に比べ確実に強くなっていることを感じられ、とても嬉しく思います。この6年間で在京クラブの皆さんが独自で行うインクルーシブな取り組みもどんどん広がりをみせ、今ではイベントに関わるコーチ達の指導・サポートのレベルが非常に高いことに驚いています。スタッフ・コーチのこうした成長が良い雰囲気づくりに繋がり、それに伴い子どもたちをはじめとする参加者の皆さんの全体的なパフォーマンスも変わってきているのではないでしょうか。

今回、初めて対面とオンラインの両方を含めたハイブリッドな形で開催しましたが、誰もが参加できるイベントを目指すという点では、遠方の子どもたちや会場まで足を運ぶことが難しい方ともオンラインで交流することができ、非常に良かったと感じています。一方で、感染症対策を行った上で、対面で開催することについても大きな意義があると思っています。直接会って交流することでしか得られない気づきというものが必ずあるので、可能な限りで今後も両方の側面を大事にしていきたいです。また、東京オリンピック・パラリンピックが終了後、チーム東京としてインクルーシブなイベントを開催することで、他の競技団体にも影響を与えるのではないかと感じています。今後も誰もが、いつでも、どこでもスポーツを楽しめる環境づくりのために、この活動を継続して参ります。

 

日頃より本事業をご支援いただき、この取り組みを支えてくださるパートナー企業、障がい者サッカー7団体、FC東京、FC町田ゼルビア、クリアソン新宿、東京ヴェルディ/日テレ・東京ヴェルディベレーザ、スフィーダ世田谷FC、フウガドールすみだ、ペスカドーラ町田、ESPERANZA 、FCアウボラーダ、CA SOLUA、パペレシアル品川、公益財団法人日本ケアフィット共育機構、桐蔭横浜大学、メディア、その他全ての関係者の皆様に心から感謝を申し上げます。引き続き、共生社会の実現を目指し活動する日本障がい者サッカー連盟および障がい者サッカーへのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

参加者コメント

・親としては、障がいのある無しに関わらず、サッカーを仲間と楽しめることを知ってほしいと思い申し込んだところ、8歳の子どもは、参加して、まさにそのことを感じたらしく、「楽しかった!また来年も絶対参加する!」と言っていました。(元)サッカー選手やチームコーチたちに教えてもらったり一緒にゲームをしたり、お土産をたくさんいただいたりしたことも嬉しかったようです。

・バリアの薄さを感じました。障害のある方も自然に楽しむサッカー、それを健常者のそれと同じように見守る保護者の明るさ、真剣さに触れることが出来ました、また自然に譲ったり、視線を合わせたり、助け合う健常者になりうる可能性を感じることができました。

・特性の違う人たちでチームを組んでサッカー出来て楽しかった。

・北澤さんのおっしゃる通りルール次第で皆が楽しめるフットボール。それに初めて触れ合って思ったことですが、皆で協力してゴールを目指すことは初めて知り合った人とも障がいの有無関係なくコミュニケーションをとりやすく、新たな交友関係や人としての幅を広げる良い機会だと思いました。

・息子もとても楽しんでいました。参加したいと思います。

 

開催概要

イベント名:JIFFインクルーシブフットボールフェスタ2021

開催日時:2021年12月25日(土)
     第1部:10:00〜11:30(受付9:30〜) まぜこぜサッカー
     第2部:13:00〜14:30(受付12:30〜)まぜこぜサッカー
     第3部:15:30〜16:45(受付15:00〜)まぜこぜウォーキングフットボール
     ※1部2部のみオンラインプログラムを同時開催

会場:フットサルステージ(東京都多摩市落合1-47ニューシティー多摩センタービル8階)

主催:一般社団法人日本障がい者サッカー連盟(JIFF)

共催:NPO法⼈⽇本アンプティサッカー協会、⼀般社団法⼈⽇本CPサッカー協会、
   NPO法⼈⽇本ソーシャルフットボール協会、NPO法⼈⽇本知的障がい者サッカー連盟、
   ⼀般社団法⼈⽇本電動⾞椅⼦サッカー協会、NPO法⼈⽇本ブラインドサッカー協会、
   ⼀般社団法⼈⽇本ろう者サッカー協会

協力:
【在京クラブ(五十音順) 】
FC東京、FC町田ゼルビア、クリアソン新宿、スフィーダ世田谷FC、
東京ヴェルディ/日テレ・東京ヴェルディベレーザ、フウガドールすみだ、ペスカドーラ町田

【障がい者サッカーチーム】
ESPERANZA 、FCアウボラーダ、CA SOLUA、パペレシアル品川

【ボランティア協力】
公益財団法人 日本ケアフィット共育機構、桐蔭横浜大学

後援:公益財団法⼈⽇本サッカー協会、公益財団法⼈東京都サッカー協会、
   公益社団法⼈⽇本プロサッカーリーグ、東京都、多摩市

 

以上