JIFFインクルーシブフットボールフェスタ2025
日本障がい者サッカー連盟(JIFF)は2025年12月20日(土)、J-SOCIETY FOOTBALL PARK 多摩(東京都多摩市)にて「JIFFインクルーシブフットボールフェスタ2025」を開催しました。
このイベントは、障がいの有無に関わらず誰もが一緒にサッカーを楽しむイベントで、設立初年度から開催し今年で10回目を迎えました。今年も毎年恒例のまぜこぜサッカー、まぜこぜウォーキングフットボールのほか、障がい特性や程度に応じてコースを選べる「障がい者サッカーチャレンジひろば」を実施しました。当日はたくさんの笑顔であふれる一日となりました。
午前の部、障がいのある子どもたちを対象とした「障がい者サッカーチャレンジひろば」では、昨年に続き「あそび・レクリエーションコース」「チャレンジコース」「ガールズコース」の3つを設け、一人ひとりの目的やニーズにあった形でサッカーを届ける工夫をしました。初参加の方を含め32名の子どもたちに参加いただき、障がいや性別に関わらずみんなでサッカーを楽しみました。 また、主に重度の肢体不自由や移動に困難のある子どもたちを対象としたオンラインによるプログラムも実施しました。
午後の部のまぜこぜサッカーでは34名の子どもたちにご参加いただき、東京都内のJリーグクラブ(FC東京、FC町田ゼルビア、東京ヴェルディ)、JFLクラブ(クリアソン新宿)、Fリーグクラブ(立川アスレティックFC、フウガドールすみだ、ペスカドーラ町田)、WEリーグクラブ(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)、なでしこリーグクラブ(スフィーダ世田谷FC)の指導者や障がい者サッカーチーム(ウォーキングサッカー・イン・ザ・サイレンス、FCアウボラーダ、エスペランサ、CA SOLUA 葛飾、CLUB VALER TOKYO、CORVO、東京都電動車椅子サッカー協会 等)の協力を得て実施しました。
はじめにダンスで心と身体を温めた後、チームごとにアイスブレイクのアクティビティやシュートの練習を行い、最後は障がい有無に関係なくまぜこぜのチームで試合を楽しみました。初めて会う子ども同士もアクティビティで一緒に遊んだり、チーム名やゴールパフォーマンスを決めるコミュニケーションを経て、あっという間に打ち解け、仲間になっていく姿が見られました。
同じく午後の部に実施されたまぜこぜウォーキングフットボールには、性別・年齢・障がい有無に関わらず28名の方にご参加いただき、楽しくウォーキングフットボールを行いました。ピッチには終始笑顔と活気が溢れ、参加者同士交流を深めました。
さらに、当日はJIFF 北澤豪会長をはじめ、FC東京コミュニティジェネレーターの石川直宏氏、現役Fリーガーの立川アスレティックFC・伊藤蒼馬選手、ペスカドーラ町田・石井遥斗選手にゲストとして参加いただき、フェスタを一緒に盛り上げていただきました。
その他にも障がい者サッカーのパネル展示や相談ブースを設置するなど、さまざまな形でイベントを楽しんでいただきました。
開催にあたりご協力いただいた、FC東京、FC町田ゼルビア、東京ヴェルディ(Jリーグ)、クリアソン新宿(JFL)、フウガドールすみだ、立川アスレティックFC、ペスカドーラ町田(Fリーグ)、日テレ・東京ヴェルディベレーザ(WEリーグ)、スフィーダ世田谷FC(なでしこリーグ)、日本知的障がい者サッカー連盟の指導者およびJIFFインクルーシブフットボールコーチの皆さま、JFA女性指導者の皆さま、障がい者サッカーチームよりウォーキングサッカー・イン・ザ・サイレンス、FCアウボラーダ、エスペランサ、CA SOLUA 葛飾、CLUB VALER TOKYO、CORVO、東京都電動車椅子サッカー協会の選手・スタッフの皆さま、日頃よりご支援頂いていただいているパートナー企業および支援団体の皆さま(オープンアップグループ株式会社、クオールホールディングス株式会社、ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループ、住友ベークライト株式会社、東京海上日動火災保険株式会社、ナブテスコ株式会社、日本マクドナルド株式会社、三菱商事株式会社、日本サッカー後援会)、アライアンスパートナーの皆さま(日本ケアフィット共育機構)、手話通訳・学生ボランティアの皆さま、誠にありがとうございました。
今後もJIFFはご協力くださる皆さんと共に、誰もが、いつでも、どこでもサッカーを楽しめる環境づくりを通じて、共生社会の実現を目指していきたいと思います。