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JIFF統一ユニフォーム

障がい者サッカー7競技団体統一日本代表ユニフォーム発表会を開催

JIFF
2017.06.30

一般社団法人日本障がい者サッカー連盟(JIFF)は、アディダスジャパン株式会社から障がい者サッカー7競技団体の日本代表チームに、統一されたデザインのユニフォームが提供されることになったことに伴い、下記の通り発表会を開催いたしました。

日時:2017年6月29日(木) 13:00~13:40 (受付開始12:30~)
会場:日本サッカーミュージアム ヴァーチャルスタジアム(文京区本郷3-10-15)
登壇者:
一般社団法人日本障がい者サッカー連盟 会長 北澤 豪
公益財団法人日本サッカー協会 会長 田嶋幸三氏
各障がい者サッカー日本代表選手1名(計7名:アンプティサッカー、脳性麻痺サッカー、ソーシャルフットボール、知的障がい者サッ カー、電動車椅子サッカー、ブラインドサッカー、デフサッカー)

登壇者コメント

一般社団法人日本障がい者サッカー連盟会長 北澤豪

昨年4月に我々日本障がい者サッカー連盟は設立されました。6月9日に社員総会も無事終了し、皆様のおかげで1年間の活動を終了することができました。各団体、選手の頑張りで、初年度よりパートナー企業が8社となり、その協賛のおかげで加盟する7団体に資金的サポートも行えるようになりました。そして、この度アディダス ジャパン様より大きなサポートをいただけることになりました。公式ユニフォームサプライヤーとして、日本障がい者サッカー連盟に加盟する7団体の日本代表チームに統一されたデザインのユニフォームを2021年3月までご提供いただけることになりました。本当にありがとうございます。デザインはサムライブルー、サッカー日本代表のユニフォームとは異なりますが、この統一ユニフォームはそこにつながるステップであると考えております。まずは7団体がひとつにまとまってベクトルを合わせて世界と戦い、その新しいユニフォームの価値を高めていきたいと思います。ユニフォームを最初に着て戦うのは、電動車椅子サッカー日本代表チームです。そして、7月にトルコで開催されるデフリンピックに出場するろう者サッカー日本代表、世界選手権に出場するCPサッカー日本代表、アジア予選を戦う知的障がい者サッカー日本代表と続き、それぞれがこの統一ユニフォームを着た戦いが期待されます。ぜひ応援していただければと思います。最後になりますが、選手はもちろん、たくさんのサポーターが着て応援していただけることを願います。

公益財団法人日本サッカー協会 会長 田嶋幸三氏

7競技団体の統一ユニフォームをアディダス ジャパン様のサポートにより発表できることを感謝したいと思います。7競技団体を束ねた北澤豪会長の本当に熱い心が伝わり、選手達がサムライブルーと同じユニフォームを着たいという気持ちに対して半歩進んだところだと思っています。ただ、私たちは簡単に(同じ)ユニフォームを着てくださいということはできませんでした。それは、長い歴史のなかで多くの企業や協賛者の方々がそれぞれの団体をサポートしてきたことを忘れてはならないと思ったからです。将来的にはサムライブルーと同じものを着られるようになるかもしれませんが、私たちは今まで協賛してくださった多くの皆様をリスペクトし、7競技団体が誇りを持って着られるユニフォームを発表するに至りました。改めて多くの皆様に感謝を申し上げたいと思います。何よりもこのユニフォームの価値を上げるのは、7競技団体の選手が世界中で活躍し、最後まで戦い抜くあきらめない気持ちをピッチ上で伝えてくれることが一番です。多くの方々が応援しています。このユニフォームを着て、全力で頑張ってください。

アンプティサッカー日本代表 古城暁博選手

7競技団体が統一ユニフォームに袖を通すことで、より一体感が持てる良いきっかけになると思います。来年のワールドカップへの出場を予定しているので、他の競技の応援もしながら、また、共に戦っていくという誇りを持って進んでいきたいと思います。

CPサッカー日本代表 浦辰大選手

これまで脳性まひ者のサッカー日本代表として一所懸命戦ってきましたが、これからは障がいを持つ全ての人たちのためにもプレーしていきたいと思います。

ソーシャルフットボール日本代表 松嵜俊太郎選手

同じユニフォームを着て注目されることにより、(競技を)周知してきたいと思います。サッカーを通じて、一緒に障がいを乗り越える仲間として、プレーしていきたいと思います。

知的障がい者サッカー日本代表 安達寛人選手

このユニフォームを着れることを誇りに思います。一体感を感じます。来年のワールドカップを目指し、今年のアジア選手権を勝ち抜きたいです。

電動車椅子サッカー日本代表  塩入新也選手

この日本代表のユニフォームに袖を通し、清々しい気持ちと、身が引き締まる思いです。各競技団体のこれからの未来が詰まったユニフォームでもありますし、これを着て世界で戦って勝つという大きな目標と言えるユニフォームになっていくと感じています。アメリカでのワールドカップは厳しい戦いとなりますが、チーム一丸となって戦ってきます。

ブラインドサッカー日本代表 川村怜選手

このユニフォームを着て日本が世界で頂点に立てるよう、一生懸命頑張っていきたいと思います。そして、サッカーを通じて、障がい者の存在、全ての障がい者サッカーの魅力を社会に伝え、もっと身近な存在にしていきたいです。

ろう者(デフ)サッカー日本代表 仲井健人選手

電動車椅子サッカー日本代表がワールドカップで良い結果を出し、私たちがデフリンピックで良い結果を出し、このユニフォームを着た日本が強いということを世界に示していきたいです。同じサッカーファミリーとして、7つの障がい者サッカーがお互いに刺激し合い、支え合う関係になっていきたいです。(統一ユニフォームは)その一歩になると信じています。

統一ユニフォームについて

障がい者サッカー7競技団体13カテゴリーの日本代表が統一ユニフォームを着用いたします。

概要

公式ユニフォームサプライヤー:アディダスジャパン株式会社

障がい者サッカー7競技団体:
特定非営利活動法⼈日本アンプティサッカー協会/一般社団法人日本CPサッカー協会/特定非営利活動法⼈日本ソーシャルフットボール協会/特定非営利活動法人日本知的障がい者サッカー連盟/一般社団法⼈日本電動⾞車車椅⼦サッカー協会/特定⾮営利活動法⼈日本ブラインドサッカー協会/一般社団法⼈日本ろう者サッカー協会

統一日本代表ユニフォームを着用する13カテゴリー:

アンプティサッカー日本代表/CPサッカー日本代表/ソーシャルフットボール日本代表/知的障がい者サッカー日本代表/知的障がい者フットサル日本代表/電動車椅子サッカー日本代表/ブラインドサッカー男子日本代表/ブラインドサッカー女子日本代表/ロービジョンフットサル日本代表/ろう者(デフ)サッカー男子日本代表/ろう者(デフ)サッカー女⼦日本代表/ろう者(デフ)フットサル男⼦日本代表/ろう者(デフ)フットサル⼥子日本代表

デザインについて

サッカー⽇本代表のユニフォームカラーとして象徴的なブルーをベースに、障がい者サッカー7競技団体のハイライトカラーとしてライトブルーを採⽤。

※ユニフォームの画像のダウンロードはこちら

 

以上