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東京都港区内での障がい者サッカーの取り組み

記事
2024.04.01

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2024.03.02  イベントレポート:障がい者サッカーレガシーマッチ2024@港区スポーツセンター

2023.07.06  港区および港区教育委員会と⽇本障がい者サッカー連盟が地域社会の発展と共⽣社会の実現を⽬指し連携協⼒協定を締結

 


東京都港区・港区教育委員会・JIFFによる連携協力協定を締結
障がい者サッカーを活⽤し
、地域社会の発展と共⽣社会の実現へ貢献する

一般社団法人日本障がい者サッカー連盟(JIFF)は、地域社会の発展と共⽣社会の実現を⽬指し、2023年7月に東京都港区および港区教育委員会と「スポーツを通じた地域社会の発展に関する連携協力協定」を締結しました。3者は、「はぐくむまちづくり」「にぎわうまちづくり」に障がい者サッカーを活用し、障害者スポーツの振興、障害者理解の促進と次世代育成、スポーツに親しめる環境づくり、障がい者サッカーを通じたまちづくりの社会価値可視化に協働して取り組んでいきます。

連携協力協定内容

1.障害者スポーツの振興に関すること
「だれでもスポーツ開放事業」を活⽤し、障がい者サッカー体験会の実施や選⼿の練習場所として使⽤
JIFFおよび7つの障がい者サッカー団体に対し、会場確保や活動⽀援、スポーツボランティアの派遣

2.障害者理解の促進と次世代育成に関すること
選⼿等との交流事業や学校訪問による教育プログラムの実施により、2025年の夏季デフリンピック東京開催を契機とした障害者スポーツの理解促進と共⽣社会の実現を⽬指す

3.スポーツに親しめる環境づくりに関すること
スポーツセンターだけでなく、区内のバリアフリー化に協働して取り組む

4.障がい者サッカーを通じたまちづくりの社会価値可視化に関すること
1〜3の取組を可視化することで、意識や⾏動変容、まちづくりへの貢献を可視化し、障がい者サッカーのより継続的かつ発展的な取り組みにつなげる

 

 東京都港区内での障がい者サッカーの主な取り組み

背景

港区内ではこれまで、ブラインドサッカーチーム「乃木坂ナイツ」が活動するほか、区内の学生や区民の方々と7つの障がい者サッカー競技団体およびJIFFが連携し、ブラインドサッカー親善試合、アンプティサッカー東日本リーグ、電動車椅子サッカー日本代表合宿等が開催されてきました。また、それらの活動と並行し障がいや障がい者サッカーについて学ぶ小中学校での教育授業、教員向けおよび区内企業向け研修プログラム等を実施し、障がい理解を深めることでまちづくりに貢献してきました。

2005年

区内を活動拠点とするブラインドサッカーチーム「乃⽊坂ナイツ」が練習開始

2013年度

区内に拠点を構える「(⼀社)キッズブーケプロジェクト」との協働を開始
ブラインドサッカーリーグ戦でブーケを贈呈

2014年度

区内の⼩学校でブラインドサッカー出張授業「スポ育」を初導⼊

2018年度〜

ブラインドサッカー・アンプティサッカーを多様性理解と東京2020⼤会機運醸成に本格活⽤
⼩・中学校学校での出張授業と⼤会・イベントを連動
デフサッカー・ロービジョンフットサル夏休み教育プログラム実施

2022年度

区⺠による「みなとRSDアクション実⾏委員会」発⾜が発⾜し、企業も参画
7つの障がい者サッカーすべてを活⽤した取り組みに発展

これまでの活動を継続しながら、新たな取り組みも実施

  • 電動⾞椅⼦サッカー⽇本代表合宿
  • ブラインドサッカー企業研修
  • ソーシャルフットボール、CPサッカー夏休み教育プログラム実施
  • 知的障がい者サッカーによる⽀援学級合同授業・教員向け研修

2023年度

港区および港区教育委員会とJIFFが「スポーツを通じた地域社会の発展に関する連携協力協定」を締結
小中学校や地域団体、企業とも連携しながら、障がい者サッカー活動を推進

障がい理解を深める教育事業
(実施校:港区立南山小学校/港区立芝浜小学校/港区立芝浦小学校/港区立港南中学校)

  • 体験型障がい者サッカー授業
  • ユニバーサルデザイン授業
  • ホスピタリティ授業
  • 広報/情報アクセシビリティ授業

代表合宿・国内⼤会・イベント等への関わり


ご相談・お問い合わせ

一般社団法人 日本障がい者サッカー連盟 事務局
〒112-0004 東京都文京区後楽1丁目4-18 トヨタ東京ビル
TEL.03-3818-2030/FAX. 03-6684-4034/MAIL. jiff_info@jfa.or.jp

 

 

 

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